田七人参と高麗人参の違い

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田七人参と高麗人参の違い

田七人参には漢方薬としても使われることが多いのですが、漢方薬というと高麗人参をイメージする方も多いのではないでしょうか。
実際、知名度で言うと高麗人参の方が日本人にとっては馴染みの深いものだと思います。
同じ人参という言葉が使われ、漢方薬としても使われる田七人参と高麗人参ですが、いったいこの2つにはどんな違いがあるのでしょうか。
田七人参を有効に活用するためにも田七人参と高麗人参の違いについて正しく理解しておきましょう。

 

基本的にはよく似た植物

 

田七人参と高麗人参はどちらもウコギ科に属する植物でウドの1種です。
名称は違うものの、基本的には同じ科の植物ということで非常によく似ています。
よく似てはいますが種類は厳密に言うと違うので、同じ人参という言葉が付くものの田七と高麗と別な言葉も使われているわけです。
漢方薬として使われるのも共通点で、健康効果が期待できるのも同じですがその効果については多少の違いがあります。
田七人参は高麗人参よりも期待できる効果が多いと言われており、その意味では田七人参の方が優れたものと考えてもいいかもしれません。
もちろんどんな効果を期待するかでどちらが優れているかは変わってきますが、いずれにしても田七人参は高麗人参よりも多くの効果が期待できる万能な植物で、だからこそ今注目を集めているのです。

 

期待できる効果の違い

 

高麗人参にはなく、田七人参にはあると考えられる効果としては肝機能の向上や、血流改善効果が挙げられます。
そのためこうした効果を期待するのであれば高麗人参ではなく田七人参を飲むのが良いでしょう。
また、田七人参には象徴的な成分としてサポニンが含まれており、サポニンには色々な健康効果を期待できるのですが、サポニンは高麗人参にも含まれています。
ただ田七人参の方が高麗人参と比較して数倍近いサポニンが含まれており、より多くのサポニンを効率よく摂取したいならやはり田七人参の方が優れていることになります。
よく似た2つの植物ではありますが、全体的な効能として田七人参の方が期待できる形です。
どうせ飲むならやはり効果が高いと期待できるものの方がいいわけですが、その点で田七人参は高麗人参よりも上回っていると考えられます。
高麗人参が期待できないというわけではなく、田七人参がそれだけ優れたものというわけです。

 

副作用について

 

高麗人参は副作用として血圧が上昇してしまう可能性があり、この副作用を考慮して高血圧の方は飲めないことがあります。
一方で田七人参には血圧上昇の副作用は確認されておらず、むしろ期待できる効果として高血圧の改善がありますからこれは大きな違いとなります。
高血圧のせいで高麗人参が飲めないという方でも田七人参なら飲めますし、そもそも田七人参を飲むことで高血圧を改善できる可能性が生まれます。
ただ、田七人参にしても大量に摂取してしまうと吐き気やめまいといった副作用が出る場合がありますので、必要以上に摂取するのは避けるようにしましょう。
サプリメントとして飲む場合、必ず1日の摂取量が書かれていますからそれを厳守することが大切です。
自分の判断で勝手に大量に飲んでしまうと、副作用が出てしまう恐れがあります。
つまり高麗人参にしろ田七人参にしろ、飲み方や体調によっては副作用が出てしまうことがあるのは共通で、どんな成分でもそうですが副作用には十分注意することが必要です。

 

希少性の違い

ここまでで高麗人参よりも田七人参の方が優れていると考えられる、と紹介してきました。
ですが日本でより身近なのは高麗人参で、高麗人参は以前から知っていたけど田七人参については最近初めて知ったという方も多いはずです。
優れているはずの田七人参の方の知名度が低かったのは主に希少性の違いからです。
高麗人参は本場の中国をはじめ、日本でも栽培されており多くの量が流通しています。
しかし田七人参は中国のごく一部でしか栽培されておらず、高麗人参と比べて量が少ないのです。
そのため流通する量も少なく、昔の中国では田七人参だけは外国に売ってはいけないと言われるくらい貴重な存在でした。
そのせいもあって田七人参はあまり注目されることがなかったのです。
近年では安定的に流通するようになり、健康効果も期待できることから注目を集め始め、日本でもよく使われる成分となりました。
そんな貴重な田七人参を手軽に摂取できるのはとてもありがたいことなのです。

 

よく似た2つの植物ですがこうして見るとさまざまな違いがあります。
どちらが自分に合っているのか、これは改善したい症状などによって違いますが、高麗人参も田七人参もどちらも優れた植物であることは間違いないでしょう。
特に田七人参は高麗人参によりも期待できる効果が多く、副作用のリスクも少ないことからとても便利な存在です。
サプリメントを中心に、手軽に摂取できる環境も整っていますので健康維持のためにも賢く活用したいところです。

白井田七